2019 くだまつ笠戸島アイランドトレイル
上州のレポートの途中ですが時事ネタを。
今シーズン初戦としてくだまつ笠戸島アイランドトレイルに参戦してきました!
この時期暖かい所で走りたいということで去年の奄美に続き今年は山口県です。
前日に広島まで移動してお好み焼きでカーボローディングし当日の朝会場入り。
広島の友達Fさんと現地で合流したらもみじ饅頭を頂いた。
うまい!ありがとうございます!1個100kcalでレース前の補給にちょうどいい。
出場するロングは島をぐるりと1周するコース。
標高が高くないので長い登りはないけどアップダウンをひたすら繰り返します。
エイドは32kmで4カ所もある豪華仕様。
奥宮さんプロデュースなのでアディダスですね。
2人でもみじ饅頭をもぐもぐしながらスタートを待ちます。
なおロングはAゼッケンとBゼッケンで15分間隔のウェーブスタートです。
エントリー時にフルマラソンのタイムを聞かれましたが
ロードの大会はフルどころかハーフの経験もないので
適当に4時間くらいやろ(ごめんなさい調子乗りました)と書いたらBゼッケンでした。
なおレース中渋滞はほとんどなかったのでどちらでも問題ないと思います。
という訳でAゼッケンのスタートを見送ってから8:45スタート!
スタートするとまず海岸に降りて海の上を走っていきます。
山育ちなので海が近いとテンション上がりますw
その後短いロードを挟んで木段の登りで1つ目の山開始。
この辺りでFさんとは別れてそれぞれの戦いへ。
しかしそれにしてもいい天気。
暖かいし瀬戸内海の眺めはいいし素晴らしいコンディションです。
なおこのレースは暖かい所で走りたいという動機で選んだので
コース自体は正直そこまで期待してませんでした。
人の住んでいるところも近いのでまぁ木段とかロード多めかなと。
と思ったら超トレイルがいい。
走れるふかふかトレイルの割合が高くそれでいて
激登りもテクニカルな下りもほどよく配置されていてまぁとにかくいいコースです。
おったまげました。笠戸島サイコー!近所だったら毎月来るレベル。
今回は32kmでエイドもたくさんあるので心拍的に追い込んで
どこまで頑張れるかをテーマに走ってみました。
登りはできるだけ走る。ミドル以上の距離だとセーブする下りも飛んで降りる。
普段序盤は心拍150~160を目安に走ることが多いですが今回は170以上で行きました。
A1は距離が短いのでコーラとお菓子1切れだけもらい
A2もお腹が空いてなかったのでみかんゼリーだけもらって出発。
普段エイドでグルメを堪能し過ぎるタイプなのですが今回は全然食べませんでした。
これがいけなかった。(笑)
19.6kmにある2度目のA1に戻ってきた時点で約3時間。
この後は序盤ほど累積標高ないし4時間半切りが狙えるかもしれない。
ここもお腹が空いてなかったのでバナナ1切れだけもらって出発。
海岸に出ると海がとても澄んでてきれいです。
あぁーほんといいコースだ来てよかったなーなどと思いつつ
その後の短い登りに入った瞬間両足の内転筋がマジで攣る5秒前。
やばい!と思ってすぐ停止しアスリチューンとベスパを
ポカリで流し込んで少し待機。よく分からんけどどれか効いてくれ!
なんとか収まりました。危なかった…
今になって思うと
- 補給が足りてない
- 下りを普段より飛ばした結果の筋肉酷使
の合わせ技と思われます。登りは足の使い方とかを気にしてましたが
普段飛ばさない下りでの足の運び方に意識が足りなかった。いい勉強になりました。
その後は足からの怪しげな兆候を感じながらなんとかペースは維持してA3へ。
塩分足りてないと思われるのでポテチに塩を付けて食べる。
(ボラのおじさんが軽く引いてた)
ストレッチもしてまぁ収まったかな…?ということで
26kmからの最後の200m登りに向かいます。
ここは結構な激登り。走るのは厳しいので歩きで行きましたが
30mほど登ったところで私の両足内転筋は息絶えましたw
ほぼ前触れ無しで両足とも攣る。あああ過去最高の攣り具合!いてええええ!!!
トレイルのど真ん中で攣ってしまったので早く脇に寄らねばなりませんが
まったく動けないwやばいやばいぞ
なんとか50cm移動して脇の斜面に寝っ転がるともう釣り上げられたカツオ状態で
10分ほどのたうち回りました。さよなら俺の4時間30分…
その後動けるようになったのでそろりそろりと登り再開。
あの痛みが再発するのは避けたいし肉離れとかなったらシャレにならない。
同じ様に苦しむショートのランナーさん達と励まし合いながら進みました。
最後山を下りてからのロードも500mおきにストレッチしながらヘロヘロでゴールへ。
なんとか5時間は切ってゴール。まさか最後こんなに苦しむとはw
という訳で学びの多い今シーズン開幕戦でした。
UTMFに向けてやらなきゃいけないことがどんどん出てきた。
大会自体はコース、地元の皆様のホスピタリティどちらも最高!
また機会があれば是非出たいなぁと思える大会でした。ありがとうございました!