関門と戦うブログ

ギリギリ関門を通過するトレイルランニングの記録

2018 上州武尊スカイビュートレイル (その3 A2~A5)

その2 その1 の続きです。

 

A2では群馬名物おっ切り込みで補給完了。いざ武尊山へ。

【A2 宝台樹スキー場 28.9km - A3 ほたか牧場キャンプ場 47.1km 1806m+】

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(大会公式サイトより引用)

A2からはまず宝台樹スキー場のゲレンデトップまで400m弱登った後

A2へ行くのに使った林道へ復帰、その道が途中で分岐して

序盤にしてラスボス武尊山への1200m一発登りへ取りつきます。

なおその道中W1(13:45)と武尊山のピーク約2km手前に特設関門(14:50)があります。

 

A2では先輩二人に追いついたので一緒に出発、

がゲレンデ登りでまったくついていけなくなっている…やばい。

A2まで抑えてきたつもりでしたがなんだかんだ疲労は蓄積しているようです。

この後ラスボスなのにw

お二人とはここでお別れ。ゴールで会いましょう!

 

武尊山に取りつくとそこからは純粋なトレイル、完全歩き。

既に登りの推進力は落ちていますが黙々と登ります。

ほんとキツい!けどこれぞトレイルって登り。あぁ最高!

2000mを超える百名山の頂上にレースで登れるなんて贅沢な大会です。

そして1200m一発は低山だとなかなか練習できないので

高い山での練習、登りへの慣れがやっぱ重要だなと登りながら思いました。

この年のレース前に自分が行った主な練習先は

南アルプスだと鳳凰三山北岳~農鳥、甲斐駒黒戸尾根、聖岳などなど。

このセクションより長い登りを経験しておいたのは無駄ではなかったと思います。

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登りキツすぎて写真撮ってないのでいきなりピーク!

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 そして天空の稜線!スカイビュートレイル!

なんかもうほんとありがとうございますって感じ。武尊山大好き。

なおピークに達して達成感に浸りますが

A3まではがっつりのトレイルがまだ8km続くので普通にしんどいです…w

ここの下りは剣が峰からの下りよりは走れるので

程々に楽しみながらA3ほたか牧場へ。

タイムは10時間35分。順位は292/714。

やっぱ自分はトレイル区間が好きなせいか

そうゆう場所ではイキって走るので順位が上がります。

これ以降はずるずる下がります…笑

ちょうど自分が入ったタイミングでSさんが出るタイミング。

Aさんはもう更に先へ行ってるらしい。すげー。

ゆっくり冷奴と豚汁を頂いて休憩。うまし。

 

【A3 ほたか牧場キャンプ場 47.1km - A4  片品高原スキー場 59.5km 819m+】

ここからゲレンデ地獄開始。

まずA4までは ホワイトワールド尾瀬岩鞍とかたしな高原スキー場。

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この辺りは虚無だったのであまり記憶がないです。

A4直前で暗くなってきたのでヘッデン装着。長い夜になりそうだぜ…。

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 A4到着が13時間30分。順位は317/714。

やっぱ走れる区間になったら下がり始めたw

12kmを2時間半ちょいだから時速5kmは超えてないですね。

この辺りから長めのストレッチを入れる。

 

【A4  片品高原スキー場 59.5km - A5 オグナほたかスキー場 75.5km 1286m+】

ドロップバックポイントであるA5の大エイドを目指します。早く着きたいw

A4を出るとトレイル取り付きまでしばらくロード。

去年のミドルはここでぱったり足が止まって歩いたけど

今年はゆっくりだけどジョグできている。

自分の1年間の成長を感じられてちょっと元気が出ました。

ロードが終わるとシカ避けゲートを開けてトレイルへ入っていきます。

真っ暗闇なのもあって異世界への扉感がある。

 

トレイルが終わるとW2十二様。一瞬夕立が来る。

ここから林道とゲレンデでA5への最後の試練700m登りです。

もうヘロヘロ。A5で大休止することを生きる希望にして進む。

そして最後急なゲレンデを下ると待望のA5!あああドロップバック~!

到着タイムは17時間50分。順位は307/714。さぁ休むぞ。

 

(その4へ続く)

 

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