関門と戦うブログ

ギリギリ関門を通過するトレイルランニングの記録

Fat Dog 120 参戦記 (その3)

その1はこちら

その2はこちら

 

ではいい加減スタートします!

【Start 0km - A1 Cascade 5.5km 259mD+】

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A1までは小刻みなアップダウンの走れるシングルトラック。

初海外レースで勝手が分からないのでほぼ最後尾からスタートしましたが

50人しかいないし皆すぐ譲ってくれるので渋滞とは無縁で快適でした。

 

初のカナダの山は北アの樹林帯の湿度をちょっと下げたような感じ。

この辺りは割と広葉樹も茂ってて明るい森です。

ただ走ってみるととにかくトレイルが固い!

森は似ていても日本の低山みたいなふかふかトレイルとは別物でちょっと驚き。

地質の違いですかね。

今回はサロモンのS/Lab Ultraを履きましたがHOKAで来れば良かったかな。

そんなことを考えながら走っているとA1に到着。

まだ始まったばかりなのでフラスク満タンにしてすぐ出発します。

 

なおエイドに記録係の人がいるのでゼッケン見せて

通過を記録してもらいます(手書き)。

これで管理できるんだからやっぱ人数少ないんですね。

 

【A1 Cascade 5.5km - A2 Turameen camp 21km 1180mD+】

ここからいよいよ本番という感じ。+1100mの峠越えです。

なおこの日は1日雨の予報で割と萎えてましたが今のところ曇りでもってる。

このまま頼むよー。

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大きな針葉樹の間を縫って走る。カナダっぽい。

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標高が上がるにつれて細かったり軽い藪漕ぎだったりのシングルトラックに変化。

先は長いので慌てず進みます。

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前日に今の時期はWild flowerが綺麗だぞ!と聞いてましたが

確かにコース上至る所で青白黄の花々が咲いてました。いいですねー。

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岩山の横の峠を越え、

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湖など眺めつつ静かなトレイルを進みます。

日本のレースみたいに序盤はロードや林道でばらけさせて、

みたいなのは一切なくひたすらシングルトラックなので

ひーひー言ってる割にあまり距離は進みません。笑

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スタートから4時間弱で21kmのA2に到着。

まだ1/5も進んでないけど思ったより疲れてるなーという感じ。

 

【A2 Turameen camp 21km - A3 Dick's cabin 39km 769mD+】

 A3はドロップバッグを受け取れるポイントなので

とりあえずそこまで頑張ろうと出発。

このセクションは大きな登りはないけど徐々に標高を上げていく。

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膝まで漬かる渡渉があったけど湿度が低いせいか走ってたらすぐに乾いた。

もう既に疲れてきたので自分も周りのおっちゃん達もだらだらの走りになって

なんとなくパックができる。

ざっくり話した感じカナダの人アメリカの人で半々くらいみたい。

アメリカのトレイルもそのうち走ってみたいですね。

 

この日初めての林道に出る頃になると天気予報大外れで晴れてきた!

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テンション回復してA3までの最後の登りをパワーウォークで頑張る。

7時間くらいで39kmのA3到着。あー腹減った!

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体が死ぬほどコーラを欲していたけど机においてない。うっそやろ。。

けど聞いてみたら奥から出てきて歓喜の雄叫びを上げる。ウケてた。

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ここのエイドに限らずこのレースのボラの皆さんとにかく世話を焼いてくれる。

ここも入るなりエイドのドンみたいなおっちゃんがフラスクに水入れるか?とか

サンドイッチ焼くけど食うか?とかひたすらやってくれる。

チーズサンドまじでうめぇ。

小規模だからこそなのかすごいHeartwarmingな感じで感動しました。

 

ここではゆっくり休んで着替えも済ませてだいぶ回復。

おっちゃんにお礼を言ってさぁ行くぞ中盤戦。

 

(その4に続く)

 

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Fat Dog 120 参戦記 (その2)

その1はこちら

 

【出国 - スタートまで】

では行きましょう。有休で少し早めに夏休み突入しエアカナダでバンクーバーへ!

日本を午後に出て約10時間でカナダに朝到着。

てことは飛行機で爆睡すれば時差ボケ対策は完璧やな、

と考えていましたがほとんど眠れないまま到着。

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バンクーバー国際空港でレンタカーを借りて会場へ向かいます。

右ハンドルは久しぶりだったけど道が広いので助かりました。

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州立公園のロッジで受付+参加必須のブリーフィング。

なお受付でもらったのは

- ゼッケン1枚

- 参加賞Tシャツ

- 物欲しそうに見ていたら貰えた現地のトレイルラン雑誌

以上。計測チップなし。必携品チェックもなしでした。

 

協賛企業ののぼりとかがたくさん立っててさぁレース!という感じではなく

小ぢんまりとしてローカル感漂う感じです。これはこれで良い。

参加者も全クラス合わせて300か400人程度らしい。

北米はこうゆう小規模+ゆるい感じが普通っぽいですね。

ブリーフィングもリラックスした感じでしたが

点呼があるためここにいないとDNSになります。

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 参加賞アークテリクス!いいやん。

 

その後モーテルへ帰って準備して就寝。

が時差ボケで2時間くらいしか眠れず…。不安が残ります。

 

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 山火事の影響らしく直前までころころ変わったコース。

70マイル部門はLeg3~8の113kmを走ります。

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最後のLeg8がキツいらしい。写真真ん中に見えてる岩山への直登だそうな。

元々反時計回りだったコースが逆回りになったり、

走るトレイルも変わってこの山も直前で追加になったりしたので

どうなるかよく分かりません笑。ま、当たって砕けよう。

 

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朝駐車場に車を止めてアメリカンなスクールバスでスタート地点へ。

スタートゲートとかはなくただの道路脇の空き地。

計測チップなしなのでここでも点呼必須です。 

ゆるくレインとかの必携品数点を確認した後ぞろぞろとトレイルへ。

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よく分からん位置で1列に並んだらスタート。

70マイルの参加者は50人くらいなので場所取りとかも必要なし。

スタート自体もあ、始まった?的な感じでした。笑

いつものレースみたいに気合入れてさぁ行くぞ!という雰囲気でもなく

初海外レースはゆるーく始まりました。

 

(その3へ続く)

 

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Fat Dog 120 参戦記 (その1 準備編)

UTMF以降仕事の繁忙期とも重なりブログめんどくせ状態になってたけんぞーです。

レースには出てて、経ヶ岳→富士忍野→4100D野沢温泉富士登山駅伝(山頂区間)と

ショート、ミドル距離の大会に出てました。

(登山駅伝は面白かったしできれば記事化したい…)

そんな中先週は今年のメインレースの一つである

カナダのFat Dog 120(の70マイル部門)に行ってきました!

海外レース初参加だったので備忘も兼ねて準備段階から記事にしようと思います。

 

【エントリーまでの話】

2019年はそろそろシャモニー行っちゃう~??と調子に乗って

CCCにエントリー。当然のように落ちる。

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oh nonじゃねーよ(笑) なんかこのまま引き下がりたくなかったので

いいもんほかのレース出たろと思い探索開始。

気候の良い欧米の夏、お盆休み+有休数日で行ける大会を探しました。

初海外レースでいきなり100マイルはちょっと攻めすぎでは?ということで

一晩でゴールできる100~130km程度のレースを探して

その結果候補に挙がったのがこの4レース。

 

①Swiss Alps 100 (8/17開催)

アイガーで有名なグリンデルワルドから山を越えて南側の地域で

開催される100マイル, 100km, 50km。

小規模っぽい。コースの眺めはこれぞアルプスという感じで良さそう。

www.swissalps100.com

 

②Supertrail du Barlatay (8/16開催)

これもスイス。87kmと短めだが5400mD+なのでパンチありそう。

景色はこれまた良さげ。ただ英語の案内が少なくフランス語中心なのが心配。

barlatay.ch

 

③Fat Dog 120 (8/10開催)

カナダ、バンクーバーから東に200kmほど行ったカスケード山脈で開催。

120, 70, 50, 40マイル。

Hard RockやWestern Statesに落ちた人の代替レースとしてお勧めらしい。

カナダ有数のScenicなレースだそうでこれも眺めの良さそうなコース。
www.fatdog120.ca

 

④Big Foot 200 (8/9開催)

Fat Dogの開催地から南に数百キロのアメリカで開催。

200マイル(!?), 100km, 20マイル。

噴火で山体崩壊したことで有名なセントへレンズ山の周りを回る良さげコース。

https://www.bigfoot200.com/

 

どれも魅力的で迷いますが当初は将来のUTMBに向けてということで

①のSwiss Alpsを考えてました。

しかし仕事でお盆後半に有休をくっつけることが難しそうになってきたため

お盆前半に有休をくっつけて参戦できる③か④となり、

アクセスしやすさや距離がちょうど良いという理由で

Fat Dog 120の70マイル(112km)部門に申し込むことにしました。

 

申し込みはUltraSignUpという多分向こうのランネット的なやつで実施しました。

なおFat Dogの参加者は全員何かしらのトレイルワーク(登山道整備など)へ

参加したという証明を提出しなければいけないルールになっています。

しかし過去に日本でやった大会ボラとかゴミ拾いとかの証明を

英語で発行してもらって送るとかめんどくさすぎて無理!

ってことで金で解決しました。

大会のトレイル整備基金への寄付でOKとする汚い大人用ルールを適用。

+7000円くらい。

 

【出発までの準備】

 国内のレース以上に手配が色々必要ですね。

 

①現地での移動手段の手配

会場は何もない山の中なのでレンタカー移動が基本になります。

RAV4クラスのSUVを予約して日産ローグが割り当てられましたが

走ってみた感じ向こうだとこれくらいのサイズがちょうどいいですね。

移動距離もそこそこあるし道路の流れも速いので

コンパクトカーだと疲れそうな感じでした。

運転に自信がある人はピックアップトラックで北米感を感じるのもいいかと思います。 

 

②宿の手配

とりあえずBooking.comで大会側がこの辺がいいやでと言ってる地域の宿を抑える。

経験上評価7以上なら寝れる、8以上なら快適。

大会会場が州立公園のロッジのためそこに泊まろうかとも思ったけど

既に満員だったのであきらめました。

結果的にこのロッジ周辺は半径50kmくらい何も店がないので笑

離れたところの宿で正解だったかなという感じでした。

会場から西に50kmのHopeという街のモーテルにしましたが

目の前にスーパーもレストランも一通りあって快適でした。

会場までは高速道路で1本道なのでそこまで遠さは感じません。

 

 

③山岳保険

国内ではJRO+ココヘリに加入していますが海外だと別途必要ということで調査。

当初ITRAのレース保険(年数千円)にしようかと思って

ITRAへの登録等を進めていました。

しかし自分が使っているクレジットカード(三井住友VISAゴールド)の

旅行保険を見たところ山岳登攀の救助費用などもカバー範囲に入っており

補償金額もJRO程度あったのでこれでいいじゃんということで解決。

この辺はカードによってまちまちなので一度ご確認されるといいかと思います。

 

④携帯の準備

割とここが困りました。simの入手自体はAmazonで買ってくか現地で入手するか

どちらでも出来ると思うのですが、大会エントリー時に携帯の番号を

入力する必要があるのでその番号と変わってしまうのが面倒だなと。

そのため今回はauの「海外データ定額」を使いました。

1日980円払うとローミングを日本とほぼ同じ条件で使えるシステムです。

sim購入よりやや割高ですが何かあった際に普段の番号そのままで

日本ともやり取りできるので安全を取りました。

 

⑤現在地確認手段の確保

OMMなどの競技/練習時は別として、普段トレラン目的で山に入る際は

現在地をロストしたときの確認用としてYAMAPのGPSアプリを使っています。

さすがにカナダ対応のオフライン地図はなさそうなのでYAMAPはあきらめましたが

レースの週になって主催者側がコースのGPXファイルを公開してくれたので

携帯に入れて持って行きました。閲覧アプリは「GPX viewer」を使用。

所々分岐が不明瞭な所もあったので確認するため何度か使いました。

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(とりあえずコースと自分の位置関係はこれで把握できる)

 

⑥レース装備

必携品でやや特徴的だったのはビビィ1枚かエマージェンシーシート2枚を待つこと、

くらいでしょうか。シート2枚を選択。

あとはUTMF必携品レベルの持ち物でOK。

 

⑦その他

あとは持ち物リストを作ったり補給とペース計画を立てたり、

カナダのETAを申請したり、国際免許の再発行に行ったり、

レースの週までどたばたしてなんとか出発。いざ。

 

(その2へ続く)

 

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2019 UTMF 天子の苦闘、そして雪

既に各所で話題になっている今年のUTMF、行って参りました。

結果は127km山中湖までで中断!

色々と勉強になることが多いレースだったので書き留めておこうと思います。

では。

 

【スタート 0km - W1 粟倉 16km】

前日の予報では3日間晴れだよやったね!って感じでしたが

なんのこたーない朝から思いっきり雨でした笑

スタートまでの数時間テントの下で選手皆で身を寄せ合って時間を待ちました。

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スタート前になんとか雨は上がって霧の中スタート。

初の100マイルで飛ばし過ぎは厳禁と考え後方から出ます。

粟倉までは少し距離の延長があったものの去年までと同じ緩い下り基調のロード。

心拍を出来れば140以下、上がっても150以下に保つことだけを意識して

ゆっくり入りました。

粟倉の入りタイムは1:55程度で順位は1850/2458。予定通りです。

 

【W1 粟倉 16km - A1 富士宮 23km 】

ここから大誤算がスタート。

粟倉を出ると鉄塔道のトレイルに入りますがここの入り口で大渋滞。

その後もA1まで渋滞は解消されずじりじりと進みます。

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元々渋滞することは分かっていましたが

天候も相まってその激しさが想像をはるかに超えていました。

2500人になった影響がこんなに大きいとは。

A1の入りは3:42。1750/2458人。

なんと僅か7kmのこの区間で去年のSTYより50分近く遅れました。信じられねぇ。

 

【A1 富士宮 23km - A2 麓 51km】

A2麓で焼きそばにありつけるか一抹の不安を感じ始めたため

A1は休憩少な目で再スタート笑。それまでにトレイルで止まってたし。

天子は週の半ばから降っていた雨で予想通りマディな状況。

スピードの落ちる登りはいいものの稜線に出ると

案の定再び断続的な渋滞が始まります。雨も再び降り出す。

そして急登+激下りとなる熊森山周辺は大渋滞。ぴたっと止まってまったく動かない。

しびれを切らした外国の選手が何人も九十九折れをショートカット。

まぁ気持ちは分かるけど笑

あと稜線での渋滞なので止まってるとどんどん冷えてきて

低体温のリスクも考慮しなければいけない状況でした。

その後聞いた話では更に後方では怒号と悲鳴、衝突音が

響き渡る地獄絵図だったそうです。

A2麓へのinは10:23, 順位は1385/2458。

予定していたタイムより約1.5時間遅れ。

この辺りで計画していたタイムとの比較はやめました。

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懸案の焼きそばは無事頂く。マジでうまい。

ほんとは3つくらい食べたかったが1人1限だったので我慢。

ただこれ全選手余裕を持ってまかなえるはずの数が用意されていたそうですが

後方の数百人は食べられなかったとのことです。

みんないい大人なんだからちょっと考えようね。食べ物の恨みは恐ろしいから…。

 

【A2 麓 51km - A3 本栖湖 66km】

今回はノンサポートのためレイン着ててもびしょびしょになったウェアは

精進湖まで交換できない。

焚き火のそばから離れたくない病にかかるが

これでウェアが乾かないことは分かっているので意を決して再スタート。

竜ヶ岳のキツい登りは無心でこなすが頂上近くまで来たら風が凄い!

雨が真横から降ってくる状態でたまらずレインパンツを着る。

そしてここの下りが天子を超える超マディ。

完全シングルトラックなのでペース差があってもパスできず再度渋滞が発生。

まさかここまで何もかも予定通りにいかないとは。試されている。

とにかく気持ちを切らさないことと体を冷やさないことだけを考えて進む。

ペースは上がらないがここまで路面がひたすらマディだったので

足を使ってしまっている感じが。気を付けねば。

本栖湖inは14:40。1220/2458。

湯葉丼(美味!)でチャージしてあまりどっかりとは休まず再スタート。

早く精進湖へ行きたいし渋滞から逃げたい。

 

 【A3 本栖湖 66km - A4 精進湖 78km】

このセクションからは雨も弱まり渋滞もなくなり

気持ちよく走れるようになってきた。

行け行け今まで散々休んだんだから走れと自分に発破をかけながら走る。

ただ去年は90km付近の足和田山で朝を迎えたものの

今年はこの時点で空が白み始めてきてちょっと焦る。

このセクションは順調に走破し精進湖inは17:45。1075/2458。

 

【A4 精進湖 78km - A5 勝山 95km】

待ちに待ったドロップバッグを受け取る。

ガーミンとスマホ充電→カレーメシにお湯を貰う

→プロテクトJ1塗り直し→ウェアとシューズ全交換

の一連の作業をこなしてから毛布にくるまって15分仮眠。

これでかなりフレッシュになった。

前半苦戦して落ち気味だったメンタルも回復。雨もやんだしよーし行くぞ!

和田山のサーフェイスはそこまで荒れていない。

こっちは降らなかったんですね。

気持ちのいいトレイルを勝山に向かって快調に駆け下る。

A5inが22時間ちょうどくらい、順位は1005/2458。

ここではボラのおばちゃんの強い推しで炊き込みご飯の雑炊を頂く。

めっちゃうめー!!(語彙力)

MFに向けての練習の中で減量兼ねてあまり補給せずに走っていると

どうしても30km過ぎくらいからパワーが出なくなる感じだったので

今回はA1からとにかく食べてました。一体クリームパン何個食べたのだろう。

腰を下ろして休みたい感じじゃなかったのでA5は10分くらいでout。

 

【A5 勝山 95km - A6 忍野 114km】

雨も上がりやっと平穏に走れるようになってきた。

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この区間は距離は長いですがロード多めのため割と楽。

途中のコンビニで買ったアイスの実を食べながら

走りと歩きを混ぜてあまり足を使わないように距離を稼いでいきます。

忍野inは25:20で順位は850/2458。

ここで装備チェックがありレイン上下とライトを確認。

少しストーブに当たってから出ようとしたら土砂降りになったので

レインパンツを出してから出発。

 

【A6 忍野 114km - A7 山中湖きらら 127km】

止まない雨の中忍野村のロードを行く。

大平山への登り林道に取りついた辺りから眠気で蛇行が始まるが

きららに着いてから寝ることにして頑張って進む。

が、その後一気に眠気が覚める。…これみぞれじゃない?

と思ったらすぐ雪に。

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うわああああ

大平山頂上に着く頃には辺り一面銀世界。

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ここからきららまではどれだけ降ってもまぁいい。問題はその後です。

この後気温が氷点下に下がってからサーフェイス最悪になった石割周辺の痩せ尾根と

杓子山の激登りずるずる下りを行けるのか?厳しい気がする。

と思ったらSMSで次のエイドで中止連絡。妥当な判断だなと思いました。

A7山中湖きららには28時間、770位でin。

初の100マイル挑戦は127kmで終了しました。

 

24時間雨に降られ続けてしかも低温というのは練習ではなかなかできない経験で

使える装備、シビアコンディションでは微妙な装備がよく分かりました。

とりあえずモンベル製品とプロテクトJ1は素晴らしかった。

 

去年の秋にUTMF当選してから半年、夢だった100マイラーになるため

山中心で月間200kmを継続し各種の講習会にも参加、

今の自分にできることは最大限やってきたつもりだったので

中止という結論を聞き心にぽっかり穴が開いたような状態になってしまいました。

 

あの状況で中止というのは極めてまっとうな判断だったと思います。

その後のバスのオペレーション等も含めて素晴らしい運営をして頂いたと思いました。

(渋滞は来年に向けて何とかしてほしいですが)

 

ただ走り切りたかったというこの想いはどうしても消えないです…笑

絶対あきらめない!何年かかってでもこの100マイルのコースで完走する!

そう強く誓いました!練習頑張る!てか早く次の山行きたい!

 

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短縮コース完走扱いという大会側のご配慮で頂いた今年のベストとキャップ。

100マイル走り切ってもう1枚手に入れるぞ。

 

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2019 神戸六甲縦走トレイル

OMMレポの途中ですが
今週は神戸六甲縦走トレイルに参加してきました。以下レポ。
 
今年前半は4月末のUTMFに向けてレース感をつけておこうと
ショートのレース3つに申し込みました。
2/10 くだまつ笠戸島32k
3/9  神戸六甲縦走トレイル40k
3/24 OSJ新城32k (仕事でDNSかも…)
 
六甲は土曜朝スタートなので金曜仕事が終わってから
夜行列車のサンライズ出雲で西へ。旅情あっていいですね。

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個室取れず雑魚寝席。床硬いとのことでサーマレスト持って行きました。

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須磨浦公園のスタート会場、結構賑わってます。今日は500人程だそうです。
 
コースは六甲全山縦走路をトレースして
有馬温泉でゴールするワンウェイで公式発表は40km2440m+。
加藤文太郎さんゆかりのコースを走ってみたいというのも参加理由の一つです。
 
スタートは5分間隔で計5組のウェーブ。自分は一番最後のウェーブでした。
序盤ペースを上げたかったので調子こいて2列目くらいからスタート。
その後1km行かないうちに前のウェーブのランナーさんが現れ始め、
今日はここから前の人をパスする作業が15kmくらいまで続きました。
 
特に前半は狭いシングルトラックが多かったので、
広い所まで待つ→声を掛けながら抜く→パックに追いつくの繰り返し。
たぶん300人以上はパスしました。
これはちょっとペースがつかめなくて大変だった…。
まぁ誰が悪い訳でもないのでこうゆう日もあるかと気持ちの切り替えに努めて走る。
 

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コースは全体的によく踏まれた硬めのトレイル。

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時々住宅街も走る。

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特徴的なガレも出てきました。この辺りが須磨アルプスという所らしい。

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全体的に眺め良し!
これだけ街がよく見えるトレイルというのは田舎者の自分には新鮮でした。

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エイドは5カ所で途中自販機や売店もあるので水は心配なしでした。
エイドの補給食はポテチやクラッカーなど。
好きだけど普段あまり食べないようにしているポテチを
まぁ今日はいっか!とムシャムシャ (太るぞ)。
 
コースは13kmのA2後から本格的な登り基調となり
菊水山、鍋蓋山、摩耶山と急登が現れ始めます。

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菊水山に取りついた辺りから前後の間隔も離れて走りやすくなってきた。
この辺りでは大会参加者ではなさそうな単独の学生さん?と前後しながら進む。
登りがめっちゃ速い。話を聞くと須磨から宝塚までの縦走中らしい。
君が21世紀の加藤文太郎だ!
 
摩耶山を登り切ってからは稜線上のアップダウンで徐々に標高を上げ六甲山最高峰へ。

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360度の大パノラマ!(写真技術なし)
初めて来たのでロープウェイの山頂駅周辺に最高峰があるのかと思ってたら
そこから割と遠くて辛かったw
 
その後の最終エイドは残り距離も短いのでスルー。
下りトレイルを6分台で急いでぎりぎり6時間30分を切ってゴール。
手元のガーミンでは38km2700m+くらいでした。

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 ゴール後は初の有馬温泉で汗を流してから帰宅。

温泉巡りはトレラン旅には欠かせませんね。

1日中天気も眺めも良くて楽しめました!ありがとうございました!
 

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2018 OMM JAPAN 奥三河 Straight C (その2 DAY1)

イベント当日、会場の茶臼山高原スキー場でバディのS先輩と合流して受付。

初のオリエンテーリング上手くいくか不安だけどめっちゃいい天気!ワクワクです。

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OMMではいわゆるゼッケンはありません。2人のうち1人だけ手首に

CPで電子パンチをするためのスティック的なものを巻かれます。

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この青い機械にスティックをピッとやる

ゼッケンがないので競技中ほかのペアに会っても

どのクラスか分からないようになっています。この方が面白くていいですね。

エントリーはScore Longが一番多く、自分達のStraight Cは50組程度のようです。

 

スタートは1分間隔のウェーブスタート。

1分前になると初めてその日の地図を受け取ります。

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なるほどわからん

ではいよいよDAY1スタート!

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ですが50m進んでストップ笑 2人で地図を見て作戦会議。

オリエンテーリングで勝手が分からないので

まず整地してコンパスを進行方向に合わせるところから始めます。

上手い人達はさっと見てパーっと行っちゃうんでしょうね。

 

1CPはスタート地点から南東の広い尾根を下ると

茶臼山高原道路に出る前で難なくゲット。

というかスタート直後で人が多いので流れに乗って下っただけ笑

ここから本番です。

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(OMM公式より引用)

1CPの南西にある2CPへはまずロードで西へ。

この後いよいよロードを外れて広そうな尾根を

オフトレイルで南下し下の道路へ向かいます。

先輩が先頭で藪漕ぎしつつ自分が後方からコンパスで方角を修正しつつ前進。

 

そして思った。……ヤバいなんだこれとんでもなく楽しいwww

オフトレイルを自分達の判断に従って突き進む。

最高に冒険って感じでトレランとはまた違った高揚感です。うおーー!!

その後林道からまっすぐ南下して2CPへ行くはずが西側の道に出てしまう。

しかし修正して問題なくゲット。順調です。

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(OMM公式より引用)

2CPから3CPは悩みどころ。

北西から迂回すればほぼ林道で行けるものの遠回り(ビビりのけんぞー提案)。

ここは先輩提案の直線的なルートが採用されオフトレイルを進みます。

南へ続く稜線から西へ延びる支尾根に乗り換えその後コンパス直進で林道へ。

うまいことハマって3CPへ直行する林道へ抜けることができました。

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終わってみて思うのは今回のペアは基本ビビってコンサバなけんぞーと

常時ガンガンいこうぜな先輩でちょうどバランスが取れていたように思います笑

 

その後4CPも問題なく取り5CPへ。

この4~5が今回最も距離がある区間でした。

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(OMM公式より引用)

ここは距離がちょっと長いけどロード多めの赤いルートを採用。

この時2人とも見落としていたのですがおそらく正解は青矢印の林道ルート。

無駄な遠回りをしてしまった…。

しかも駐禁マークのあたりが地図上ではトレイル(破線)となっているものの

実際には大量の倒木で谷が埋め尽くされており進行不可。おっやばいぞ。

再び協議し駐禁マークの辺りから真北へ延びる急登の尾根を力技でつめる。

これで倒木の谷と九十九折れのロードをまとめてショートカットし5CPゲット。

ナイスリカバリー。

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あぶないあぶない

 その後6と7CPも順調にとりゴール前の最後のCPもゲット。

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ゴールしまーす!

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という訳でこの日のキャンプ指定地に到着!

DAY1は20kmを5時間弱。

結局ほとんど地図見ながら歩いていたので走ったのは途中のロードくらいでした。
 

そして周りを見て2人で思う。…他の人少なくね???

ロゲイニングのScoreクラスは制限時間ギリギリまで帰ってこないので

キャンプ地へ一番早く到着するのはStraightで一番短いCです。

ただそれにしてもテントが少ない。片手で数えられるくらい。

その後張り出されたDAY1リザルトを見るとまさかの5位www

はい完全にビギナーズラックですありがとうございました。

どうも上位3チームは別世界で1時間ほど差があり

その後ろの一般人クラスの上位にいるようです。

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まぐれに乾杯

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Cのいいところ:テント張る場所が選び放題

という訳で割と順調なDAY1でした。

我々はビール、ワインとアルファ米でディナーでしたが

Scoreの玄人っぽい人達は鍋とか焼肉とかやってましたね…すげえ。いいなぁ。

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一方Straight A, Bの上位っぽい人達は山伏か何か?的なストイックな感じで

速攻寝てらっしゃいましたね。かっこいい。

 

何はともあれ明日も頑張りましょう。zzz...

(続く)

 

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2018 OMM JAPAN 奥三河 Straight C (その1 準備編)

UTMFに向けて練習はぼちぼち頑張ってるけんぞーです。

ただこれといったネタもないので

18年に出て楽しかったイベントを布教するレポ行きます。OMM JAPAN編です。

 

時は遡って9月、上州武尊で剣が峰を登っている最中に

会社のS先輩と山へ持ってく装備の話になりました。

S「けんぞーはテントどんなん使ってんの?」

け「自分はファイントラックの2人用っすねー」

S「おっちょうどいいじゃん!OMM出るぞOMM!」

け「えぇ…(その次の週FT50出る予定なんですけど…)」

という流れで急転直下11月のOMM JAPANに参戦決定。

ちょっと躊躇しましたが気になってたイベントだったので準備してみることに。

 

OMM JAPANはコースマーキングに沿って進むトレランとは違い

地図を見ながら山の中に設けられたチェックポイント(CP)を

探して進む2人1組のレースです。

カテゴリーは

ロゲイニングのScore Long, Short (CPたくさん取ったもの勝ち)

オリエンテーリングのStraight A, B, C(指定された順にCPを取ってゴールを目指す)

の計5クラスあります。(19年のStraightはA, B, CがElite, A, Bに改称予定)

 

そしてOMM独自のポイントはキャンプ指定地での水以外は補給できないので

テント、食料など全てを背負って進む2DAYイベントであること。

OMMのホームページにもありますがこれはトレランではなく

「山の総合力」を試される山岳レースであると...そそるじゃねえか。

 

S先輩も自分も山にはよく入るほうですが地図読みは適当なので

本を読んで勉強し直すところから始めました。

その後地理院地図を印刷して山で実地研修。10月は八ヶ岳で練習。

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谷にいると全然居場所分からないw

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稜線に出てしまえば簡単なんですけどねー。

 

並行して装備も揃えていきます。

自分は夏の低地キャンプ用のペラいダウンブランケットか

氷点下冬キャンプ用の大き目ダウンシュラフしかなかったので

モンベルアルパインダウンハガー800#3を新規調達。

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あとは既に持ってるもの中心でまかないました。

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テント:ファイントラック カミナドーム2 (グラウンドシートはモンベル)

シュラフモンベル アルパインダウンハガー800#3

マット:ベルギーの量販店で安売りしてた謎エアマット

照明:ブラックダイアモンド ジップ(LEDランタン), スポット(ヘッデン)

食料:アルファ化米×4, 補給食2500kcal程度, ワイン1L(プラティパスに詰め替え)

レイン:モンベル トレントフライヤー上下

インサ:ノースフェイス ホワイトランニングジャケット, WPBベントリックスフーディ

ポール:ブラックダイアモンド Distance Carbon Z 100cm

 (コンロとクッカー類, ビール1Lは先輩が担当)

 

あとはベースレイヤーの着替えや細かい物などを

モンベルで売ってるゴアテックスの袋に詰め込みました。

こいつらを手持ちのミレー40Lにパッキング。

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収納力増強のためOMMのGO PODをショルダー部分に増設

いかん水入れると10kgいってる…

OMM関係のブログを見てると皆さん5kgとか6kgとか言ってるけど

マジで言ってんの???ってレベル。これで2日間走れとw

けど隙間風吹きこむシェルターとペラペラのシュラフで一晩過ごすような

ストイックさは無いのでキャンプでの快適性を求めるとこれくらいになってしまう。

あとは酒削れって話ですが山の夜にはやっぱり…ねぇ? 

 

という感じで不安要素だらけですがなんとか準備を整えいざ11月の本番へ…

(続く)

 

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